日本共産党上尾市議団
PCR検査の抜本的拡充など対策の強化を求める要望書(第七次)
2020年8月26日

2020年8月26日

上尾市長 畠山 稔 様

日本共産党上尾市委員会  委員長 秋山 もえ
日本共産党上尾市議団   団 長 平田 通子

PCR検査の抜本的拡充など対策の強化を求める要望書

 コロナ禍において、水道料金の減免など市独自の支援策を実施、ご尽力いただき、敬意を表します。しかしながら、感染は拡大が収まらず、24日までの市内感染患者が71名となりました。極力外出を控えている高齢者や持病を抱えた方など、多くの市民から不安の声が届いています。
 感染拡大がさらに広がれば、医療の崩壊を招くことになります。政府からは、感染拡大を抑止するための実効ある方策が示さていませんでしたが、厚労省は、PCR検査など行政検査の対象を拡大する方針を、地方自治体に示しました。
 新型コロナ感染を広げないためには、、PCR検査を大規模に実施し、陽性者を隔離・保護することが重要と考えます。8月5日、副市長と懇談させていただきましたが、市もPCR検査の必要性を認識し、思いは同じと伺ったところです。
 新型コロナの感染拡大を抑止するため、医師会と連携を強化し、緊急に以下のことを要望いたします。

  1. 1.医療機関、介護施設、福祉施設、保育園・幼稚園、学校等、感染リスクの高い施設に勤務する職員等への、定期的なPCR検査を実施すること

2.感染震源地(エピセンター)が、明確になったときは、その地域の住民、事業所の在勤者全体を対象に網羅的に、「面」でのPCR検査を行うこと

  1. 3.感染者が確認された学校や施設においては、速やかに必要な検査を実施すること。
  1. 4.さいたま市や川口市のように、医師会と連携し、唾液等による検査が行える医療機関をふやすこと
  1. 5.市民の不安解消と感染対策として、検査数、陽性率を明らかにし、感染状態(エピセンター等)の情報を開示すること

 

以上


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